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フリーライターとして8年目。今でこそ、コンスタントにお付き合いできる会社さんが何社か増えてきましたが、
それを「継続的」にもっておくのは実は難しいのです…。

今回は、フリーランスのライターとして仕事をもらうためにどんなスキルが必要か?を紹介したいと思います!

ライティングの仕事は大きく分けると2種類

     

    「作家や文筆家・脚本家」と「Webライター」

    ライターという仕事を思い浮かべた時、2種類に分かれます。
    みなさんも何となくイメージがつくのではないでしょうか?

    そうです、「作家」か「Webライター」か。

     

    もうひとつ、作家とWebライターの大きな違いは、「自分の名前で記事を書いているか否か」。

    作家や文筆家は、自分の名前で仕事をしますが、Webライターは基本的にクライアントからの指示に沿った文章を書きます。
    もちろんご自身の名前を出す「署名記事」を書くライターさんもいますが、全体の割合からは少ないと言えるでしょう。

    作家や文筆家はどちらからというと「クリエイター」の気質が強く、また文章を書く単価もそれこそ幅広いのが特徴です。
    売れっ子作家ともなれば、その金額は高額になるでしょう。

     

    しかし、作家や文筆業で食べていくためには、かなり厳しいと言わざるを得ません。

    小説家として賞をもらったとしても、その後5冊出さないうちに消えていくとさえ言われる世界。
    自分の名前で仕事ができるのは、一握りの人間と言っても過言ではないのです。

     

    他方、Webライターは作家などに比べ、仕事をもらうのはそこまで難しくありません。

    専門的な知識をそこまで必要としない記事や、編集による添削が入るため、文章を書く練習さえすれば、
    Webライターとして活動していくのははるかに簡単なことです。

    しかし、こちらもやはりライバルが多い!ということは間違いありません。(仕事はたくさんありますが)

    Webライターってどれくらい稼げるの?

    「Webライターとして活動していくのが簡単だっていうけど、一体どれくらい稼げるの?」と疑問に思っている人も多いでしょう。
    ここでは、クラウドソーシングを使った場合、

    どれくらい稼げるのか?

    どんなクライアントが多いのか?

    やり取りの難易度は?

    という3点に絞って解説したいと思います。

    どれくらい稼げるのか?

    これはクライアントの発注にもよりますが、総じて1文字あたり0.1円~1円前後のライティングが多いです。

    もちろん中には1文字2円以上のライティングもありますが、初心者ライターの場合この単価は難しいので、コツコツと積み上げていく必要があるでしょう。

    一般的に2000文字~5000文字くらいのWebライティングが多いので、2000文字の場合単価0.5円であれば1000円、単価1円であれば2000円という計算になります。

    1日3記事ずつ書いたとして、

    週5日×3記事=15記事
    6~9万円前後の収入となります。

    このことからもわかるように、単価が低い状態で稼いでいくためには、とにかくスピード感と正確性を持って「より多くの記事を書く」これが稼いでいくには重要になります。

    また、記事は一度書いたら終わり、というクライアントばかりではありません。修正対応まで含めるとますますスピード感が大切だ、ということがわかると思います。

    特にSEOライティングやアフィリエイト用ライティングはとにかく記事を量産することによって、PV数やお問い合わせ数を増やすので、求められるのは

    ・フォーマットに沿って記事が書けるか
    ・スピード感を持って記事が書けるか

    が重要なポイントです。

    どんなクライアントが多いのか?

    これはもう法人から個人までさまざまなクライアントが存在します。Web制作会社や編プロ、また一般企業、さらにはアフィリエイターたちがアフィリエイト用の記事を発注する場合もあるようです。

    私が経験した中では8割が男性のクライアントであり、女性クライアントは少ない印象です。

    クライアントとのやり取りの難易度は?

    クラウドワークスやランサーズといったサービスを使えていて、クライアントとメッセージのやり取りができ、その中できちんと記事化にまでこぎつければまず問題ありません。

    たまに、クライアントの要望とこちらのリソースが合わずに、継続できない案件もありますが、それはそれ。
    相性の良いクライアントさんをいかに多く獲得できるか、も非常に重要です。

    必要なのは一定程度のライティングスキル。
    読者が、あるいはクライアントが求めるスキルを身に付ければ食べていくことはできます。

    ライティングが必要な仕事は他にもある

    しかし、ライターの仕事はそれだけではありません。たとえば…

    ◆取材・撮影を伴うライター

    ◆SNSの文言を考えるSNSライター

    ◆LPのセールスライティングを考えるライター

    ◆HPサイトなどの原稿作成ライター

    など、ライティングを伴う仕事は結構多いモノ。

    しかし、上記に挙げた業務では、
    ライティング力+αのスキルが求められます。

    取材であれば→撮影スキル・写真の編集スキルといった「カメラマン」としての役割
    SNSであれば→Twitterやインスタのツールの知識など「マーケター」としての役割
    HPサイトの更新→Webデザインやワードプレスの知識など「デザイナー」としての役割

     

    これだけでも、「ライティング以外」のスキルを求められる場合はかなり高いのです。
    ライティングスキルだけでは戦えない。
    もうそれが当たり前の時代なのです。

     

    今はライターに+αを求める時代

    ライターだけでなくマルチプレーヤーとして動かなければならない大きな理由は、
    当然クライアントである企業が、少ないコストをかけたい、と思っている事、そしてライターに複数のスキルを求めているからです。

    カメラマンとライター2人使うよりも、ライターが撮影までこなせれば人件費は少なくて済みます。
    SNS関連に詳しいライターならば、同じく人件費は一人分で済みます。

    厳しいようですが、ライターの価値は「マルチタスク」であればあるほど、重宝がられる傾向にあります。

    もちろん、
    ・新聞記者
    ・専門紙ライター

    のように、専門性がはっきりしているライターはこの限りではありません。

    そういった意味でも、わたしは「取材ライター」を断然おすすめします。また他の記事でも書きますが、

    取材ライターはとにかく

    「単価が高い」

    「起業案件に関わることができる」

    「インタビュースキルも身に付けられる」

    まさにうってつけのスキルです!!

    まとめ:ライティングスキルを磨きながら、撮影スキル・ワードプレスの知識を増やせ!

    フリーライターとして活動していきたいのなら、他のライターさんと何らかの「差別化」をはからなければなりません。

    「自分ならこれができる」
    「ライティング以外にここに詳しい」
    といった自分だけのオリジナリティです。

    オリジナリティを出すのに必要なのは、

    撮影スキル
    ワードプレスの知識
    (取材経験)
    SNSの運用経験・SNSマーケティングの知識


    だと思っていて間違いないでしょう。
    撮影ができれば、「撮影~ライティングまで自分でできる」という強みが広がります。

    また、ワードプレスの知識を有していれば、アフィリエイトブログなどを運用して、自ら収入の道をつくることもできます。

    かくいうわたしも撮影スキルや、ワードプレスの知識は勉強が必要なのですが…汗

    ぜひ、ライティング以外のスキルアップに注力してみてください!

    必ず仕事獲得につながるはずです。

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